MacユーザーにもWordが必要な理由

Macユーザーの管理人ですが、ワープロソフトとしては不本意ながらマイクロソフトWordを使っています。

編集しない文書のファイル形式としてはPDFが世界標準の地位を確立しています。

PDFなら無料のPDF表示アプリによりさまざなプラットフォームで正確に印刷レイアウトを再現できます。

しかし、編集可能な文書ファイルをやりとりするための標準のファイル形式は現状ではありません。

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画像を貼り付けると互換性を失うRTF

編集可能なクロスプラットフォームの文書ファイル形式を目指して開発されたファイル形式してはRTF(Rich Text Format)があります。

マイクロソフトが開発したファイル形式であるにもかかわらず、なんと!MacではOSレベル(Cocoaフレームワークレベル)でサポートされています!

そのためMac OSに付属する「テキストエディット」アプリの標準のファイル形式もRTFです。

テキストエディット

あまり凝ったレイアウトはできませんがWordやPagesに比べて動作も軽く、充分、ワープロソフトとして使えます。

しかし、、、問題は文書に画像を貼り付けた途端にファイル形式がRTFからRTFD(Rich Text Format Directory)に強制的に変更されてしまうことです。

RTFDはアップルがRTFを独自に拡張した形式でRTFとは互換性がありません。

そしてこの画像を貼り付けた途端にRTFDを強制するのは「テキストエディット」の仕様ではなく、OSレベル(Cocoaフレームワークレベル)の仕様のようで、他のMacのソフトも同じ挙動になっています。

RTFは画像を含めることのできる文書形式です。事実、Windowsに付属する「ワードパッド」アプリ等では画像を含むRTFファイルを作成できます。

しかし、画像を含むRTFファイルをMacの「テキストエディット」で読み込むと画像はすべて表示されません・・・。

せっかくの編集可能なクロスプラットフォームの文書形式であるRTFなのに、なぜアップルが互換性を犠牲にしてこんな拡張をしたのかよくわかりませんし、大変残念です。

OpenDocument Format (ODF)

OpenDocument Format (ODF)はワープロソフトだけでなく、表計算ソフトやプレゼンテーションソフトなども含む、いわゆる「オフィススイート」の標準ファイル形式です。

Open Office(Neo OfficeやLibreOffice)はODFを標準ファイル形式としています。

NeoOffice

WordでもODFはサポートされています。

ただし、オープンオフィスで作成したODFファイルをWordで表示した場合も、逆にWordで出力したODFファイルをオープンオフィスを表示した場合も、レイアウトはくずれます。

これはWordの標準ファイル形式はODFではないので当然といえば当然ではありますが。

また、オープンオフィスは基本的に無料でそれは素晴らしいことではありますが、やはり世の中そう甘くはなくワープロソフトとしての完成度は有料のWordやPagesに遠く及ばないのが現実です。

MacとiOSだけならPagesでも

Pages

PagesとはアップルのオフィススイートiWorksのワープロソフトです。

アップルのiWorkはマイクロソフトで言えばOffice、Pagesはマイクロソフトで言えばWordに相当します。

Pagesは2013年10月1日以降にMacを購入していれば無料で使うことができます。

アップルらしい美しい文書をWordより簡単に作成できます。

作成した文書はiCloudに自動保存され、iOS版(Phone、iPad)のPagesとやりとりすることができます。

しかし、、、レイアウトを崩さずにやりとり可能なのはアップルのプラットフォームであるMacとiOS(iPad、iPad)の間だけです。

Word形式のファイルを出力することもできるのですが、Pagesが出力したWordファイルをWordで読み込むとレイアウトは崩れてしまいます。

消去法でWordになるのか・・・

結局、編集可能な文書ファイルはWordで作成するのが現実的なようです。消去法ではありますが。

まあ、Office 365 Soloの登場で今やマイクロソフトOfficeはWindowsでもMacでも使えるのが当たり前になりました。

以前のようにMac版とWindows版で別々にマイクロソフトOfficeを購入する必要はなくなり、WindowsのためにOffice 365 Soloを契約すればMac版のWordもタダでついてくるのです。

もうあきめてWordを使うしかなさそうです。

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コメント

  1. system7 より:

    消去法であっても、Officeソフトを選ぶのにMSOfficeに落ち着くということはありませんね。
    なぜなら、本件においてMSOffice同士であってもバージョン、作成した環境や開く環境によってレイアウトが崩れてしまうからです。
    私は「統合Officeソフトの定番はMSOffice。選んでおけば間違いない。」というのは、いわば都市伝説だと考えています。
    もし、MSOfficeを選ぶ理由があるとしたら「慣れ」。これだけです。まぁこれについてもリボンインターフェースを採用したときに、散々叩かれた経緯がありますから、やっぱりMSOfficeを選ぶ理由は見当たらないんですよね。
    「やっぱり純正のPages」とは言いませんがMacユーザーであり、このような記事を書ける程の方であるなら、Windowsユーザーの様なかたよった記事では無く、GoogleDocumentやOpenOfficeなども含めた多角的な評価をすると、もっと言い記事になったなと思いコメントとさせて頂きます。

  2. 10.6.8 より:

    私は主にiWork 09を愛用しております。
    最新のiWorkには全く馴染めないため、今後もiWork 09を使い続けると思います。
    Wordは、バージョンが違うだけでレイアウトが崩れたり、また同じバージョンでもOSの環境次第でレイアウトが崩れるようなデリケートなソフトなので、一応インストールはしてありますが、殆ど出番がないです。

  3. office 2016 mac より:

    http://ithome.blog.jp
    今回、マイクロソフト社はOffice 2016 for Mac を64ビットバージョンにアップグレードしており、幸い32ビットから64ビットへの更新は大多数のユーザにとってシームレスな進化だと言えます。仕事中にマイクロソフトのオフィススイートを頻繁に使用する場合、今回のアップグレードをぜひ確認していただきたいと思います。ハードウェアでもソフトウェアでも、32ビットから64ビットに更新したことは画期的な意義があり、ソフトウェアの面から言えば、このような更新はメリットが多く、影響力も高いです。64ビットOffice for Macのユーザレビューが非常に多く、好評と悪評両方ともあり、これはソフトウェアの使用目的次第です。悪評は互換性に集中しているようです。大部分のユーザは無事更新できたが、Office for Macはサードパーティのプラグイン、マクロ命令、スクリプトとモジュールからなる巨大なシステムに置かれているため、その多くは開発者が64ビットのoffice for Macへの対応を整えてから、初めて使用できます。