
AndroidスマホやAndroidタブレットではOffice MobileのExcel、Word、PowerPointを使えます。
Office Mobileとは
Office Mobileとはタブレットやスマホなどに最適化されたマイクロソフトOfficeです。
Androidタブレット、Androidスマホ、iPad、iPhoneで利用できます。
これからAndroidタブレットを購入するなら
これからAndroidタブレットを購入するのであればOffice Mobileのライセンス(Microsoft 365 Personal)とBluetoothキーボード付きカバーがセットになったFire HD 10エッセンシャルセットを選べばややこしいことは何もありません。
コストパフォーマンスもこれ以上は望めないと思われます。
Androidスマホ、または手持ちのAndroidタブレットでOffice Mobileを使うのは以下の通り、ちょっとだけややこしいことがあります。
Office Mobileのインストール
以下からAndroid版のOffice Mobileアプリをインストールできます。
Office Mobileに含まれるのはExcel、Word、PowerPointでOutlookは含まれていないため、必要であれば以下からインストールします。
無料なのはなぜ?
Office MobileはMicrosoftアカウントでサインインするとOfficeファイルの編集ができるようになります(サインインしないとファイルの閲覧のみで編集はできません)。
無料で使えるのはなぜかというと以下の制限があるためです。
- フル機能は使えない
- 商用利用(仕事に使うこと)できない
- 10.1インチを超えるAndroidでは編集できない
これらの制限を解除するにはMicrosoft 365のライセンスが必要です。


Bluetoothキーボード
Office Mobileはソフトウエアキーボードでも使えますが、ソフトウエアキーボードは画面の半分近くを専有するうえ入力効率も悪いため、Bluetoothキーボードは必須と言えます。
Google日本語入力(Androidの標準IME)で「日本語109A配列」に設定するとJIS配列のBluetoothキーボードが使えます。
JIS配列と英語配列では記号(+、-,=、等)の位置が大きく異なります。
数式で記号を多用するExcelではJIS配列のキーボードは必須と言えます。
打ちやすさ重視なら
外出先でも使うなら持ち運びしやすい折りたたみキーボードがオススメです。
その折りたたみキーボードの中でもダントツに打ちやすいのがMOBO Keyboard (モボキーボード)です。
- キーピッチ19mmの折りたたみ
- キーボード開閉で電源ON/OFF
- マルチペアリングで2台のデバイスに対応
- USB有線接続も可能
据え置き型キーボードと同様の19mmのキーピッチ(キーとキーの間隔)です。
その分、キーボードの横幅が広くなるため、折りたたみ式になっています。
キーボード開閉で電源がON/OFFするため、キーボードを開くだけですぐに使え、キーボードを閉じるだけで作業終了できます。
Bluetooth接続だけなく、USB有線接続も可能なためWindows PCのBIOS操作(Bluetooth接続ではできない)などにも使えます。
Android用のホットキー付き

Android向けのホットキー付きのキーボードがK380です。
ホットキーとはよく使う以下の機能の専用キーです。
キー | 機能 |
---|---|
F4 | ホーム |
F5 | アプリの切り替え |
F6 | メニュー |
F7 | 戻る |
ちなみにK380はWindows PCにも使えます(最大3台のデバイスを切り替えて使えます)が、Windowsで多用されるファンクションキーはfnとの同時押しが必要になります。
そのため、Windowsとの使い回しにはおすすめできません。
あまり文字入力をしないなら

あまり文字入力しなくても、前述の通りソフトウエアキーボードは画面を専有するため実用的ではありません。
そのような場合、超小型で超軽量220gのSD-KB24GBTがおすすめです。
当然、キーはかなり打ちづらいのですが以下の機能が入っているため、便利なキーボードです。
- スクロールホイール
- タッチパッド
- ホットキー(戻る / ホーム / メニュー)
- 2.4GHz通信も可能
Androidと接続すると画面にマウスカーソルが出現し、画面タッチすることなくタッチパッドで操作できます。
さらにOfficeドキュメントの閲覧にスクロールホイールはとても便利です。
Bluetooth接続だけでなく、USBドングルによる2.4Gz通信も可能なのでWindows PCのBIOS操作などにも使い回せます。
据え置き用途なら

重く大きいので持ち運びにはまったく向きませんが、据え置きで使うのであればTK-DCP03BK。
- トラックボール
- スイッチ付スタンド
- USB有線接続も可能
トラックボールとはマウスを逆さにひっくり返したようなポインティングデバイスです。
Android画面にマウスカーソルが出現し、画面タッチすることなくトラックボールで操作できます。
キーボード一体なので場所も取りません。
Androidスマホやタブレットをおけるキーボード一体のスタンドも付いています。
このスタンドはキーボードの電源スイッチにもなっており、スタンドにAndroidを置くとキーボードの電源が入ります。通常のBluetoothキーボードのように電源を入れる手間もありません。
MOBO keyboardと同様、USB有線接続も可能なのでWindows PCのBIOS操作などにも使い回せます。
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