一太郎からワードへの移行

一太郎

一太郎さんって誰ですか?

若い人はそんな疑問を持つのではないでしょうか。

一太郎とは?

一太郎(いちたろう)とはジャストシステムの有料ワープロソフトです。

一太郎2018 通常版 https://www.amazon.co.jp/dp/B078GCYCKC

ジャストシステムは日本の会社ですから国産のワープロソフトということになります。

この一太郎は1990年代前半までマイクロソフトのWordとワープロソフトの熾烈なシェア争いをしていたのです(あくまで日本国内だけの話ですが)。

しかし、一太郎はシェア争いに負けました。

日本の会社が開発した日本語ワープロソフトはアメリカの会社が開発した多言語対応ワープロソフトに負けてしまったのです。

2018年、農水省が一太郎の利用を辞める

最近になって一太郎の名が世間を騒がせたニュースです。

農林水産省が「働き方改革」の一環として一太郎の使用を辞めマイクロソフトWord(ワード)に一本化する、という内容でした。

「え?!一太郎?!」というのが世間の反応だったように思います。

しかし、一太郎2018が売られていることからもわかる通り、官公庁や一部の業界ではまだ一太郎が使われており、それらの業界と関係する人達も一太郎を使っています。

一太郎の文書ファイルをWordに引き継ぐ

一太郎からWordへの移行をためらう理由の一つは間違いなく、一太郎で作成した文書ファイル(拡張子jtd)資産でしょう。

現在のWordは一太郎のファイルを読めない

Word 2007までは一太郎のファイルを読み込む機能があったのですが、2010からは削除されていました(需要を考えれば当然かもしれません)。

では、Word 2007を調達して変換すればいいかというと、既にサポート終了しているため無理があります。

Office2007のサポート期限の終了にどう対応するか?

Office2007の延長サポート期限は2017年10月10日(火)となっており、既にサポート期限を過ぎています。

延長サポート期限を過ぎたOffice2007を使い続けるとどうなるのでしょうか。

また、マイクロソフトO...

一太郎はWord 2003形式のファイルを出力できる

一太郎はWord 2003形式(拡張子doc)でファイルを保存することができます。

現在のWord形式(拡張子docx)より古いものの、一太郎の環境でWord 2003形式で保存し直すことで文書をWordに引き継げます。

一太郎のファイルが大量にあってそんな面倒なことはやってられない、という場合は以下をどうぞ。

一太郎Web:一太郎プロンプト講座

一太郎環境がなくても一太郎ファイルを残しておく

そもそも一太郎からWordへの変換は完全にはできません。

レイアウトが複雑になればなるほどWordに変換した結果は元の一太郎の文書から離れたものになります。

これはWord 2007で一太郎のファイルを読もうが、一太郎でWord 2003形式で保存しようが、他のソフトで変換しようが同じことです。

そのため、Word形式に変換後も一太郎ファイルは残しておいたほうが安全です。

「一太郎の環境は処分するからファイルを残しておいても意味がない」と思うかもしれません。

しかし、一太郎ファイルを表示するための「一太郎ビューワ」が無償ダウンロードできます。

ダウンロード|一太郎ビューア
「一太郎ビューア」は、一太郎文書およびXMLテンプレート文書を表示・印刷することができるツールです。

いざとなったらこれで一太郎ファイルを表示することができます。

マルチデバイスのサブスクプション

実は日本語ワープロソフトの機能だけ見れば、一太郎のほうがWordより優れているかもしれません。

しかし、WordはマイクロソフトOfficeファミリの1アプリです。

マイクロソフトOfficeはマルチデバイス対応であり、サブスクリプションへの移行が進んでいます。

その2つを活用できれば、「一太郎のほうが良かった」等ということを防げるかと思います。

マルチデバイス

Wordに限らずマイクロソフトOfficeはWindowsだけでなく、MacでもiOSでもAndroidでも使えます。

iOSやAndroidでも使えることで文書作成のために会社や自宅のデスクに縛られることがなくなります。

AndroidでExcel(Office Mobile)を使う

会社や自宅のパソコンで使っているExcelファイルをAndroidスマホやAndroidタブレットで編集するにはどうしたらいいでしょうか。

ちょっとだけややこしいAndroidでのExcelファイル編集 パソコンでExcel...

iPadやiPhoneでOffice(ExcelやWord)を使う

出先でもExcelやWordのファイルを編集する必要がある場合があります。

そのために重いノートパソコンを持ち歩くのも1つの方法ではありますが、普段使っているiPhoneやノートパソコンより軽くて小さいiPadでもマイクロソフ...

サブスクリプション

一太郎2018やWord 2016といった西暦4桁がバージョンを表すソフトウエアは多くありました。

しかし、その「バージョン」の切替にどれだけの無駄な時間を費やしたでしょうか。

そうした反省からかマイクロソフトOfficeは永続ライセンス(名前に西暦4桁がつく製品)からサブスクリプション(名前に365がつく製品)への移行が進んでいます(詳細は以下の記事をどうぞ)。

Office 365 Soloとは

Office 365 Soloとは2014年10月に発売されたサブスクリプションのマイクロソフトOfficeです。

サブスクリプションとは Office 365以外の1回だけお金を払って買い切るマイクロソフトOfficeは永...

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