Office2007のサポート期限の終了にどう対応するか?

Office 2007

Office2007の延長サポート期限は2017年10月10日(火)となっており、既にサポート期限を過ぎています。

延長サポート期限を過ぎたOffice2007を使い続けるとどうなるのでしょうか。

また、マイクロソフトOfficeのサポート期限切れにはどう対応したらいいでしょうか。

マイクロソフトOfficeのサポートとは?

マイクロソフトOfficeのすべてのバージョン(Office2007も含みます)には2段階のサポートが提供されます。

  • メインストリームサポート
  • 延長サポート

メインストリームサポート

メインストリームサポートとはマイクロソフトOfficeの発売後、最低5年間提供されるサポートです。

メインストリームサポートの内容は以下です。

  • 不具合(致命的でないものも含む)の修正
  • 機能追加リクエストによる新機能の追加
  • 無料サポート

Office2007のメインストリームサポートは2012年10月13日に既に終了しています。

2012年10月13日以降、Office2007に「致命的でない不具合」が見つかっても無視されているということです。

一見大変なことのように思えますが、後述の延長サポートの期限までは「致命的な不具合」は修正されます。

発売から5年以上経って見つかるような小さな不具合は無視でも別にいいということでしょう。

同様に発売から5年以上経ってから新機能を追加されても・・・。

無料サポートも今更マイクロソフトにOffice2007で聞く事ありますかと・・・。

そんな感じでメインストリームサポートは既に終了していても大きな問題はないかと思います。

延長サポート

延長サポートとはメインストリームサポートの終了後、最低5年間提供されるサポートです。

延長サポートの内容は以下です。

  • 致命的な不具合のみの修正
  • 有償サポート

致命的な不具合とは主にセキュリティホールの対策です。

マイクロソフトOfficeは専用プログラムを実行するマクロという機能があります。

このマクロ機能のセキュリティホール(セキュリティ上の不具合)を突いて感染するコンピューターウイルスがあるのです。

延長サポートの期限までは、このウイルスが見つかってもセキュリティホールを修正するプログラムが配布され、ウイルスに感染しないようにOffice2007が更新されます。

しかし、延長サポート期限を過ぎると修正プログラムの配布が行われなくなるため、ウイルスに対して無防備になってしまいます。

そしてOffice2007のその延長サポートは2017年10月10日(火)で既に期限を過ぎているということです。

ちなみに有償サポートとはメインストリームサポート期限を過ぎてもお金を払って貰えれば、延長サポート期限まではサポートしますよ、というものですのでよほど特殊な事情がある会社以外は問題にならないかと思います。

延長サポート期限後も使い続けるとどうなるか?

2017年10月10日(火)の延長サポート期限後にOffice2007を使い続けるとどうなるのでしょうか。

延長サポート期限が過ぎたからといってOffice2007が起動しなくなるようなことはなく、一見普通に使えるように見えます。

遅かれ早かれウイルス感染

既に致命的な不具合(主にセキュリティホールの対策)がされなくなったプログラムはコンピューターウイルスの格好のターゲットになります。

通常、コンピューターウイルスは作っても作ってもすぐにセキュリティホール対策によって無力化されますが、延長サポート期限が過ぎていれば安心してウイルスを作れますからね。

つまり、延長サポート終了後も使うことはできますが、遅かれ早かれウイルス感染します。

ファイルのやり取りは事実上できない

2017年10月10日(火)以降、Office2007のファイルを顧客や取引先とやり取りすることは何を意味するでしょうか。

既に延長サポート期限を過ぎ、コンピューターウイルスの感染リスクが高いOffice2007のファイルを送付してくる会社や担当者・・・。

直接的なウイルス感染より、こういった信用リスクのほうが高いかもしれません。

Officeの現行バージョンへの移行

Officeの現行バージョンはOffice2016です。

Office2007はアンインストールし、現行バージョンOffice2016に移行するのが延長サポート期限終了の対策となります。

Office Personal 2007からの移行

Office Personal 2007に相当する現行バージョンはOffice Personal 2016です。

Office Personal 2007 Office Personal 2016
Excel Excel 2007 Excel 2016
Word Word 2007 Word 2016
Outlook Outlook 2007 Outlook 2016

製品名が同じ「Personal」なのでわかりやすいです。

Office Standard 2007からの移行

Office 2016に「Standard」という名のつくエディションはありません。

Standard 2007に一番近い現行バージョンはOffice Home & Business 2016になります。

Office Personal 2007 Office Home & Business 2016
Excel Excel 2007 Excel 2016
Word Word 2007 Word 2016
Outlook Outlook 2007 Outlook 2016
PowerPoint PowerPoint 2007 PowerPoint 2016
OneNote 有料版OneNote2016

Office Home & Business 2016にはOffice Personal 2007で使えたExcel、Word、Outlookがすべて含まれます。

また、Office Personal 2007には含まれなかった有料版のOneNoteが含まれます。

OneNoteには無料版がありますが以下の制限があります。

  • 商用利用は不可(仕事に使うことはできない)
  • ノートの保存先がOneDriveのみ(社内サーバーなどには保存できない)

つまり、無料版のOneNoteは個人で使う分にはいいのですが、仕事に使うことはできません。

Office Home & Business 2016には仕事で使える有料版のOneNoteが含まれているということです。

Office Professional 2007からの移行

Office Professional 2007に相当する現行エディションは同じ「Professional」の名がつくOffice Professional 2016です。

Office Professional 2007 Office Professional 2016
Excel Excel 2007 Excel 2016
Word Word 2007 Word 2016
Outlook Outlook 2007 Outlook 2016
PowerPoint PowerPoint 2007 PowerPoint 2016
OneNote 有料版OneNote 2016
Access Access 2007 Access 2016
Publisher Publisher 2007 Publisher 2016

含まれるソフトウエアはOneNote以外、全く同じです。

OneNoteについてはOffice Home & Business 2016と同様です。