
現在のmacOSでは起動しない
現在のmacOS(正確には2019年10月にリリースされたmacOS 10.15 Catalina以降)ではOffice for Mac 2011は起動しません。
すでにサポートも終了
Office for Mac 2011のメインストリームサポートはmacOS 10.15 Catalina登場前の2017年10月10日ですでに終了していました。
また、Office for Mac 2011に延長サポートはありませんでした。
ただ、サポート終了後もmacOS 10.15 Catalina以降でなければ起動しなくなるわけではなく、リスクはあるものの使うことはできていました。
32ビットアプリのサポート終了
macOSは2012年のMac OS X 10.8 Mountain Lionですでに64ビットのみとなっています。
しかし、32ビットのアプリはmacOS 10.14 Mojaveまでサポートが続けられてきました。
macOSの64ビット化後も長年32ビットアプリのサポートが続けられてきたのは既存の32ビットアプリのためだと思われます。
その32ビットアプリのサポートがCatalinaで遂に終了しました。
今まで使えてきた多くの32ビットアプリはすべてCatalina以降のmacOSでは起動できなくなっています。
そしてそれら32ビットアプリにはOffice for Mac 2011も含まれるのです。
サポート終了後もOffice for Mac 2011を使い続けていた人はmacOSを最新にアップデートすると使えなくなります。
MacのOfficeをどうするか
Office for Mac 2011が現役だった時代から、MacもマイクロソフトOfficeも大きく変わりました。
- M2/M1 Macの登場
- サブスクリプションのOfficeの登場
- MacとWindowsの両方で使えるOfficeの登場
そういった事情を踏まえてMacのOfficeをどうするかについては以下の記事をどうぞ。
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