
Macで使うために購入するマイクロソフトOfficeのエディションを決める時、とても大きな要素があります。
それは、Windowsでも使うか否か、です。
もし、Windowsでは使わずMacだけで使えればいいのであれば、Office Home & Student 2021 for Macというお買い得なエディションを選択できます。
Macで使えるOfficeの比較
Macで使えるOfficeには他にOffice Home & Business 2021とOffice Academic 2021 for Macがあります。
Office Home & Student 2021 for Mac | Office Home & Business 2021 | Office Academic 2021 for Mac | |
---|---|---|---|
価格 | 26,184円 | 38,284円 | 34,800円 |
商用利用 | ◯ | × | |
Windows対応 | ○ | ☓ | |
Word Excel PowerPoint | ◯ | ||
Outlook | ☓ | ◯ |
学生以外でも使える
Office Home & Student 2021 for Macは名前に「Student」が含まれていますが別に学生でなくても購入も使用もできます。
それに対し、学生か教職員だけが購入できるアカデミック版としてOffice Academic for Mac 2021があります。
しかし、アカデミック版は商用利用ができません。
アカデミック版が学割価格なのはこの制約のためです。
学生の間は問題にならないと思いますが、卒業して就職した会社のExcelファイルを自宅で編集するためにアカデミック版は使えません。
MacのみでOutlook不要ならお買い得
Office Home & Student for 2021 MacはHome & Businessに比べて1万円以上安くなっています。
Home & StudentはHome & Businessに比べて以下の制限があるためです。
- Windowsでは使えない
- Outlookがない
Windowsでは使えない
Home & StudentはMac専用でWindowsでは使えません。
Mac専用とはいっても作成されるExcelやWordのファイルはWindowsと同一のため、Windowsと相互にやりとりできます。
Outlookがない
Outlookは企業で使われるExchange Serverのクライアントソフトです。
仕事以外の個人で使うようなソフトではないため、「Business」でなく「Student」と名のつくHome & Studentに含まれないのは当然といえば当然です。
まとめるとMacのみ(Windowsでは使わない)でOutlookが不要ならOffice Home & Student 2021 for Macは大変お買い得と言えます。
コメント
Office 2019は、Home and Students においても商用利用が出来なかったような気がします。
Microsoft社の以下のページによると「Office 365 製品およびOffice2019製品はすべて商用利用権が付属しております」との事なのでOffice Home and Student 2019 for Macは商用利用できるように思えます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/homeuse/commercial-use-office.aspx
「商用利用権を含まない Office のライセンス」として「Office for Mac Home and Student (2016 以前のバージョン)」とも明記されています。