OneNoteとEvernoteの比較

OneNoteはよくEvernoteと比べられます。

両者とも無料で使うことも有料で使うこともできます。

無料の場合と有料の場合、それぞれについてOneNoteとEvernoteを比べてみます。

OneNoteとEvernoteの違い(無料・有料共通)

OneNote Evernote
ノートの整理方法 階層管理 タグ管理
アップロード制限 OneDriveの容量 月間アップロード制限
ノートの表現力 作図、作表も可能 リッチテキストエディタ程度
操作性 マイクロソフトOfficeと同じ 独自

OneNoteには月間アップロード容量の概念がない

Evernoteでは月間アップロード容量の縛りがあります。

月間アップロード容量をオーバーすると次の月までノートを同期することができなくなってしまいます。

OneNoteにはこの概念がなく、保存(アップロード)できるノートの総サイズはノートを保存するOneDrive(オンラインストレージ)の容量に依存します。

ノートの整理方法の違い

OneNoteではノートを階層管理します。

OneNoteは複数の「ノートブック」を持ち、「ノートブック」の中に複数の「セクション」があります。

そして「セクション」は複数の「ページ」を持っています。

パソコンの階層フォルダのような感じです。

Outlookのような一昔前のメールアプリもメールを階層で管理します。

OneNoteでノートを扱う時はこの「ページ」はどの「ノートブック」のどの「セクション」があるべきか、常に階層構造を意識する必要があります。

この階層構造のノートは勉強したことを整理しながらまとめるような時に有用です。

EvernoteにはOneNoteのような階層の概念はありません。

ノートは「タグ」をつけて整理、またはそもそもノートを整理せず、なんでもかんでもEvernoteに放り込んでおいて、全文検索で探しだす、という使い方をします。

これはGmailでのメールの扱いに似ています。

デジタルノートとしてOneNoteよりEvernoteのほうが人気なのはこのノートの整理方法の違いが大きいように思います。

ノートの表現力の違い

最近はA4 1枚程度の簡単な文書はEvernoteで作成して印刷するようになりました。

つまり、Evernoteを簡易ワープロとしても使っています。

Wordで作るよりも簡単て後で検索するのが楽で、何よりWordファイルを管理する手間がないためです。

ただ、Evernoteはワープロソフトではないためノートの表現力には限界があり、リッチテキストエディタ程度の表現しかできません。

それに対してOneNoteは表現力の高いノートを作成できます。

ExcelやWordユーザーならOneNoteはすぐに使える

OneNoteはマイクロソフトOffice(ExcelやWordなど)と同じマイクロソフトの製品です。

操作性はマイクロソフトOfficeと統一されているため、ExcelやWordのユーザーであればOneNoteはすぐに使いこなせます。

OneNoteとEvernote Freeの違い(無料で使う場合)

無料版OneNote OneNote for
Windows 10
Evernote Free
商用利用×
サポート終了予定 あり
使用可能端末 無制限 2台
ノートサイズ上限 なし 25MBまで
アップロード制限 60MB/月
保存容量 5GB 無制限

無料で商用利用できるOneNoteはサポート終了予定

現在、OneNoteには以下の3種類があります。

  • Office版OneNote
  • 無料版OneNote
  • OneNote for Windows 10

無料で使えるのは無料版OneNoteとOneNote for Windows 10です。

しかし、無料版OneNoteは商用利用ができません。

OneNote for Windows 10なら商用利用できるのですが、サポート終了が予定されています。

つまり、OneNote for Windows 10がサポート終了すると無料で商用できるOneNoteはなくなります。

ファイル整理には使えない

OneNoteもEvernoteもノートにファイルを添付することでファイル整理に使うことができます。

ノートでファイルと一緒にファイルについてのメモ書きなどを記入することで、ファイルをすぐに見つけ出せるメリットがあります。

しかし、OneNoteは無料ではわずか5GBの容量しかなく、Evernote Freeもノートサイズの上限がわずか25MBのため大きいファイルは扱えません。

さらにすぐに60MBの月間アップロード制限に引っかかってしまいます。

つまり、OneNoteもEvernote Freeも無料では事実上、ファイル管理に使えません。

OneNoteとEvernoteの違い(有料で使う場合)

Microsoft 365 Personal
(Office版OneNote)
Evernote
Personal
Evernote
Professional
ノートサイズ上限 無制限 200MB
保存容量 1TB(1024GB) 無制限
アップロード制限 10GB/月 20GB/月
料金 12,984円/年 5,800円/年 8,500円/年
マイクロソフトOffice ×

Microsoft 365 Personalには商用利用可能なOffice版OneNoteが含まれています。

利用料金はEvernoteよりOffice版OneNoteほうがかなり高いのですが、WordやExcelといったマイクロソフトOfficeも使えるメリットがあります。

EvernoteからOneNoteへ移行する

EvernoteからOneNoteへ移行したい。

でもすでにEvernoteに大量のデータをため込んでしまっていて……

そんな人のためにEvernoteのデータをOneNoteに移動するツールが提供されています。

マイクロソフトのツールですが、WindowsだけでなくMacでも動作します。

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