OneNoteとOneDriveの違い

OneDrive

OneNoteとOneDriveの違いについて聞かれることが多いです。

両方とも名前の先頭に「One」がついているので混乱している人が多いのだと思います。

OneNoteとOneDriveは名前が似ているだけでなく密接に関係しています。

OneNoteとは?

OneNoteとはマイクロソフトのデジタルノートアプリです。

デジタルノートアプリではEvernoteが最も有名だと思いますが、そのEvernoteのマイクロソフト版といった感じです。

OneNoteは無料版と製品版の2種類が存在します。

無料版

製品版のOneNoteに以下の2つの制限を加えたものが無料版のOneNoteとなっています。

  • 商用利用できない
  • ノートをOneDriveにしか保存できない

商用利用できない

商用利用とは仕事に使うことです。

仕事で使うなら製品版のOneNoteが必要です。

ノートをOneDriveにしか保存できない

無料版のOneNoteでは作成したノートをOneDriveにしか保存できません。

それに対し、製品版では作成したノートをOneDriveの他、ローカルディスクやSharePointなどにも保存することができます。

そのため、OneNoteの無料版ではOneDriveの容量が問題になります。

OneDriveは無料ではたった5GBしか使えないためです。

OneNote 2016 – Digital Note Taking App | Office
Your digital notebook

製品版 OneNote

製品版はOfficeスイートかOffice 365に含まれるOneNoteです。

ExcelやExcelのように単体では販売されていません(OneNote 2013までは単体販売も行われていました)。

無料版の制限が上記2つのみであることがその理由と思われます。

商用利用する、またはOneDrive以外に保存するなどで製品版が必要な場合にはOneNoteを含む以下のいずれかの製品を購入します。

Office 365 Solo
マイクロソフト
Office Home and Business 2016
マイクロソフト
37,584円(税込)
Office Professional 2016
マイクロソフト
64,584円(税込)
Office Home and Student 2016 for Mac
マイクロソフト
25,704円(税込)
Office Home and Business 2016 for Mac
マイクロソフト
37,584円(税込)

OneDriveとは?

OneDriveとはマイクロソフトが提供するオンラインストレージサービスです。

オンラインストレージとはインターネット上にファイルを保存するサービスです。

昔はSkyDriveという名前だったのですが、イギリス企業のBSkyB(British Sky Broadcasting Group)がマイクロソフトの「SkyDrive」の商標権侵害として訴訟を起こし、2014年1月、結果的にマイクロソフトはSkyDriveをOneDriveに名称変更しました。

無料プラン

無料では5GBまでのデータを保存できます。

しかし、OneNoteの保存先として使う場合、5GBでは不足です。

なぜならOneNoteはノートのデータサイズに制限がなく、動画などの大きなファイルもノートに添付することで、ノートとファイルを紐付けて管理するできるからです。

容量1TB、かつマイクロソフトOfficeも使える

OneDriveの容量を増やすにはサブスクリプションOfficeであるOffice 365 Soloを契約します。

Office 365 Solo
マイクロソフト

契約すると驚くことにOneDriveの容量が1TB(1024GB)に増えます。

さらにマイクロソフトOfficeも使えます。

Web版のOfficeではなく、フルセットのすべての最新Officeアプリが使えるのです。

それらのOfficeアプリの中には製品版のOneNoteも含まれます。

しかもWindowsでもMacでも使うことができます。

ちょっとビックリするような話ですが、「Office 365 Solo」という名前からわかる通り、1TBのOneDriveのおまけがマイクロソフトOfficeなのではなく、1TBのほうがおまけのようです。

ただ、Office 365 Soloは1TBのオンラインストレージとしてだけ考えても納得できる価格です。

Office 365 Soloとは

Office 365 Soloとは2014年10月に発売されたサブスクリプションのマイクロソフトOfficeです。

サブスクリプションとは Office 365以外の1回だけお金を払って買い切るマイクロソフトOfficeは永...

OneNoteとOneDriveの関係

上記の話をまとめると以下の表のようになります。

OneNote 無料版 Home and Business 2016
Professional 2016
Home and Student 2016 for Mac
Home and Business 2016 for Mac
Office 365 Solo
商用利用
OneDriveの容量 5GB 1TB (1024GB)
OneDrive以外への保存

無料版の現実

前述のように無料版のOneNoteはOneDriveにしかノートを保存できず、そのOneDriveは容量5GBまでしか使えません。

様々なファイルやデータをOneDriveに放り込んで一元管理しようとするとすぐに5GBの壁にあたります。

しかも、OneDriveは汎用のオンラインストレージですからOneNote以外でも使われるため、すぐに容量不足になります。

たしかにOneNoteもOneDriveも無料で使えはしますが、こういう罠があるわけです。

オンラインストレージへのデータ保存禁止なら

製品版のOneNoteが含まれるOffice製品を購入すればOneNoteのデータを以下のようなOneDrive以外の場所に保存できます。

  • ローカルハードディスク
  • NAS
  • Sharepoint

オンラインストレージへのデータ保存を禁止している企業などはこの方法を選択します。

OneNoteをOneDriveと完全に切り離して使うわけです。

おすすめは?

OneNoteとOneDriveと使うなら、無料版、製品版(Office 365 Solo以外)、製品版(Office 365 Solo)のどれがおすすめかというと、もちろん製品版(Office 365 Solo)です。

上の表を見れば一目瞭然ですね。

Office 365 Solo
マイクロソフト

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