Exchangeのクライアントアプリ
Exchangeとはマイクロソフトのメール/スケジュール調整/連絡先管理のサーバーソフトです。
サーバーソフトといっても現在はマイクロソフトがExchangeをホスティングしているExchange Onlineサービスを利用するのが一般的です(ユーザーが自社でExchangeをホスティングする運用も可能ですが当然、手間はかかります)。
そのExchangeのクライアントアプリがマイクロソフトオフィス(Office)スイート(複数のOfficeアプリがセットになった製品)に含まれるアウトルック(Outlook)です。
アウトルックには以下のような機能があります。
- Exchangeのメールを同期
- Exchange経由でメール送信
- 他のメンバーとのスケジュール調整
- タスク・メモを同期
- 連絡先管理
- iPhone/iPadの連絡先/カレンダー/リマインダー/メモと同期
オフラインでもPCでメール作業ができる
Exchageとアウトルックの組み合わせならではのメリットとしてオフラインでもPCでメール・スケジュール作業が可能なことがあります。
スマホでも仕事はできなくはないですが、PCに比べて作業効率はよくありません。
そのため、移動中でもスマホでなくPCで仕事をしているビジネスマンは多いと思います。
移動中(特に飛行機)はネット接続の問題がありますが、アウトルックならオフラインでもメールから会議への出席依頼を送信(オフラインでは送信保留となります)したり、メールをフォルダに移動したり、フラグをつけるなどのメール・スケジュール作業ができます。
オンラインになるとオフライン時に行った作業がExchangeと同期されます。
これは常時接続を前提にしている他のメールシステムやグループウェアではできないため、移動が多い人にとってはアウトルック(とExchange)は便利です。
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